●(A16) 乙女の心 おとめのこころ 〇みやまのしらうめか

 表題:乙女の心
 読み:おとめのこころ

 収録:(A)鈴蘭樂譜 51 成樂會 1929(S.4).7.5 ◎Copy=(P99)

 記譜:二部合唱(伴奏付き) 変ホ長調 4/4

 インチピット:ド|ミミレラ|ソミドドシ|ラレファラレ|ドシラ

 曲:北米高女教科用曲
 詞:犬童球渓


[詞] ※鈴蘭樂譜 51より

1.深山の白梅か高嶺(たかね)の櫻か 露だに誇らず色香ゆかしく
  ほゝゑむ其様(そのさま)春日(はるび)の如く 清けく美はし乙女の心
  け高く尊とし乙女の心

2.谷間の白百合か池なる蓮華(はちす)か 露だに汚れず薫り放ちて
  和(なご)める其様薄絹(きぬ)にも似たる 清けく美はし乙女の心
  け高く尊とし乙女の心

3.岸邉の藤浪(ふじなみ)か俯(うつむ)く菫か 露だに驕らず頭(かしら)垂れつつ
  遜(くだ)れる其様何に例へん 清けく美はし乙女の心
  け高く尊とし乙女の心


(C) Kyukei Kinenkan 2024